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現代の発達障害の周辺

現代の発達障害の周辺

現代の発達障害の周辺

発達障害の周辺には何がある?

 

発達障害かどうかだけ見ていればいいのだろうか?

 

最近、必ずと言っていいほど出てくる話題が、発達障害とその周辺にあるその他の障害名でよばれる症状たちだ。

 

統合失調症かしら?という、いわゆる「わからない時には、全部そっちのカテゴリーに入れよう」的なもので呼ばれたりする、そのなんだかわからないけど、ご家族を含めて、通常の平穏な生活ができないタイプの子供や大人がいる。

 

なんでも、彼らの親や家族によると、共通するのが小さいころから、「たしかにちょっと変だった。」「ふつうと違っていた」ということである。しかし、診察や診断をすすめられるにまではいたらなかったり、すすめられても、親は「うちの子は個性が強いだけで大丈夫」だと思い、発達障害を疑ったり、検査や診察にはいかなかった。また、行ったとしても、案外「様子見」だったりしたのかもしれない。

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腸脳連結

腸脳連結

N:「腸心理症候群」(Gut and Psychology Syndrome)というのが私の著書のタイトルです。略して、GAP症候群とかGAPSといいます。この子たちは、医療的知識のギャップに入っています。それで、この名は非常に適切です。自閉症の子供たちは、識字障害、運動障害、ADHD、多動性障害、うつ、強迫神経症、そううつ、そして、統合失調症というスペクトラムの中にあります。

これらすべての症状はみな共に同じ経路で起こります。異常腸内細菌叢、腸管のもれ、消化管で発生した毒素が血流、そして脳に到達し、脳の正常な機能、脳の正常な発達を阻害します。それで、腸心理症候群です。  続きを読む

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障害?性格?超軽度からの心理的症状

血液脳関門 について

腸-生理症候群(GAPS)では、体の様々な臓器、器官が攻撃されるというお話をしました。それは腸壁が損傷しており、また腸に異常細菌叢があるからです。

このようにして流れ出る毒素がある特別なバリアーに到達します。これが血液脳関門です。ここを超えると、脳、神経系に流入します。そこから腸心理症候群になります。これについてはすでに本を出しました。 続きを読む

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腸細胞のはたらき

絨毛の図
こちらが絨毛の図です。この長い指が絨毛です。これを覆っているのが腸細胞です。
この細胞が消化を完成させます。食べ物の成分の分解をし、吸収します。
この腸細胞は隣同士、互いに固く接着しあっています。非常にきつく接着しています。そこではゾヌリンという特別なタンパク質がノリのようになり、完全に密着しています。栄養素が腸の裏地を通る唯一の道は、腸細胞に取り込まれて、調べられ、消化分解され、もう一方に通していき血流へと行く方法です。
しかし、GAPS患者さんの場合、このきついはずの接着面がはずれています。細菌や微生物がこのゾヌリンを溶かす毒素を出して、接着をはずすのです。そしてきつい接着がほどけ、多くのものが腸壁を通ってしまう、それが腸漏れ(リーキーガット)です。 (参考:日本語の「腸漏れ」ではインターネットサーチしてもさほどかかってきませんが、英語でleaky gut をサーチすると、多くのサイトや画像が検索できますので、お試しください。)

腸細胞の図 (右図)

腸細胞は数日しか生きません。彼らはこのひだの下で生まれ、絨毛を上る間に消化吸収の仕事をします。そして砕け散ります。これで2,3日です。このようにして、私たちの腸は常に若返り、常に健康にその多くの役割を果たすのです。それは私たちが消化異常を治療するのに良い知らせです。その人を適切な食事、適切な栄養プロトコルにのせれば、離れてしまっているすべての病んだ細胞が砕け散ったあと、健康で新生した良好な細胞が生まれてくるからです。

腸細胞の拡大図 (左図)

各々の腸細胞は頭に毛があります。かなり濃い毛です。これが微絨毛、または刷子縁です。それぞれの微絨毛には酵素が小さな泡のようになってついています。これが食物分解を完成させる酵素です。これで腸細胞が取り入れられるサイズに分解し、血流へと流すのです。左側は健康的な腸細胞。これが健康で頑丈な腸内にいるべきです。右側は、あまり元気のない腸細胞で、これが異常な細菌叢を持ち、腸内毒素症である人の腸細胞です。髪の毛がとれてしまっています。刷子縁もなく、酵素もありません。彼らは食物を分解できず、吸収できず、機能をこなすことができません。腸の裏地はこのまま悪化します。

たしかに、消化系の調子が悪い人々は多くいます。しかし中には、深刻な異常のある人もいて、クリニックに来て第一声が自閉症のことではなく、消化異常について話し始めるのです。また、少数ですが、消化系の問題を感じたことはないという人もいます。便は大丈夫ですし、ゲップもしないし、腹痛もない、と。なぜなら、消化系は補われているのです。しかし、食事療法にのせると、学習、行動、その他多くの症状がなくなっていくのです。つまり、その人にとっても消化系の異常があったという証拠です。たとえ、その人が深刻な消化異常に苦しんでいなかったとしても、です。これは軽度の障害の場合によくあります。軽度の識字障害や運動障害です。何の問題もないと思っている人々を食事療法にのせるのは難しいのですが、いったん乗せると、様々な関連していた症状がなくなっていきます。

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